事務所について

代表ご挨拶

私自身のこれまでの歩みと、この事務所を立ち上げるに至った思いについて、少しお話しさせてください。

私は大手住宅メーカーで29年間、戸建てやアパートの販売、そして不動産の買い付けに携わってまいりました。住宅や不動産を扱う営業職として、お客様に商品の魅力を最大限にお伝えし、その価値を訴求することは、私にとって当然の役割でした。営業としては商品を売ることが使命ですから、時には「売るためだけ」の情報に傾きがちな側面があることも、ある意味では避けられないことかもしれません。

しかし、その長年の経験の中で、私は常に問いかけていました。「本当に、これだけでお客様は後悔のない選択ができるのだろうか」と。お客様には、売り手の立場とは異なる、冷静かつ客観的な視点を持つ専門家が不可欠であると、強く確信するようになったのです。

私自身も、中古アパートの購入から運営、そして売却までを一貫して経験し、現在も現役の大家として不動産の実践に深く関わっています。この豊富な実体験に加え、FP技能士1級、CPM（米国認定不動産経営管理士）、宅地建物取引士という専門資格を通じて培った知識を融合させることで、お客様の不動産に関する「わからない」を「わかる」に変えたい――その強い思いが、この不動産専門1級FP事務所を主宰する原動力となりました。

不動産は人生における非常に大きな決断の一つです。そこには、金融、税金、法務、そして市場動向といった多岐にわたる要素が複雑に絡み合います。私たちは、単に物件を紹介するのではなく、お客様一人ひとりのライフプランや資産状況を深く理解し、これらの要素を総合的に分析した上で、お客様にとって最善の不動産戦略をご提案いたします。

金融や保険の分野で活躍するFPは数多くいらっしゃいますが、不動産に特化し、かつ実践的な経験を持つFPはまだ少ないのが現状です。私たちは、お客様の不動産に関する不安や疑問を解消し、納得のいく意思決定ができるよう、徹底的に寄り添い、サポートすることをお約束いたします。

不動産に関するどんな些細なことでも構いません。どうぞお気軽にご相談ください。皆様との新たな出会いを心よりお待ちしております。